島の谷 沢登り

今日は周南山岳会のみなさんと、何年ぶりかの島の谷にご一緒させていただいた。

車道からおりて対岸の島の谷に入渓。水量はそれなりあるようだ。

最初の難しい滝(F5 4m?)はS木さんがリード。泳ぎの後の取りつきがもろシャワーで厳しい。よくリードしたな、と思いながらフォローしていると、つかんだ将棋盤くらいの岩が剥がれた!岩は足にあたって落ちたが幸い大けがにはならずすんだ。

この沢の岩は概してはがれやすいので、体重をかけるときは特に注意が必要だ。

それにしても、ビビリました。

元気な若手Y山さんとM谷さんも果敢にシャワークライムに挑む。

黒滝(F7 20m)は一見難しそうに見えるが意外と手がかりが豊富で楽しめる。ただ、30mロープでは十分な支点の位置まで届かず、カムで確保支点とした。

 

写真は上部が立っていて少々いやらしい滝。

ここはベテランのS口さんにトップをお願いした。

ブランクがあるとおききしていたが、さすがの安定感で突破。

島の谷は大きな滝は少ないが、泳ぎ、シャワークライムと濡れる要素が比較的多い。

 

この日の天気は曇だったので、結構みんな寒かったと思う。

ちょっと長い河原歩きに飽きた頃、大滝が現れる。

すごい迫力。

大滝の登攀は左壁の脇から取りついてロープを出す。

上部の核心部はフットホールドがなく難しいが、最後を飾るにふさわしい登りが味わえる。

島の谷は沢歩きを味わうというより滝登りを楽しむと考えてくるとよいだろう。季節はやっぱり夏の盛りがいい。

今回はリードもさせていただき、よい経験・勉強になりました。