十方山 山スキー

 

【メンバー】 toshi(CL)、Hora(SL、記)

 

十方山は、中国山地西部の広島県に位置する標高1319mの山である。

昨日(2/25)の臥龍山に続き、前回(2/11)大雪の為に登頂できなかった十方山にリベンジする。

 

二軒小屋駐車場へ着くと、前回より明らかに雪量が少ない。

そもそも前回は駐車場が雪で埋まっており、駐車場に車を停められなかったはずだ。

スキー板にシールを装着して、登山口への林道を進める。

林道は所々、雪解けの流水により、完全に溶けてしまっていた。

スキー板をいったん取り外し、雪無部を通過する。

この日は雪が解けている箇所は数か所あり、前回はスキー板を外すことはなかったので、

雪量の違いが明らかだった。

十方山登山口へは前回の約半分くらいの時間で辿り着けた。

天候が違うだけで、登山時間や体力消費が大きく異なることを経験することができた。

正直、前回はこの時点でバテバテでした・・(笑)体力の衰えを実感しました。

  

 

十方山登山口から山頂へと繋がる支尾根上を詰める。

ここは登山道の為、テープ標識が所々にあり迷うことはなさそうだ。

急登箇所はToshiさんに伝授してもらった脚抜きターンで斜登高していく。

僕(Hora)のターン技術が上がったのか、又は雪量が少なかったのか、

この日は今までで一番楽に斜登高することができた。(おそらく後者である・・笑)

基本の動きの重要性を再確認する。

順調に登高を進め、約2時間で十方山山頂へ到着した。

十方山山頂付近は傾斜の緩やかな場所が広がり、西斜面には短距離だが、灌木の無い斜面を滑走できそうだ。

我慢できずにスキー板のシールを外し、滑走する。本当に一瞬だったが、広い斜面の滑走を楽しむことができた。

 

 

山頂へ戻り、登ってきた支尾根を滑走しながら下山する。

この日も昨日と同様、雪質は良く楽しく滑走することができた。

下山滑走中、すれ違った登山者達が、「うわぁ~楽(ラク)そうやねぇ~」と言っていた。

僕(Hora)も山スキーが登高時も滑走時も、こんなにも効率がよい登山スタイルとは思っていなかった。

それにしても、下山はあっという間に終わってしまう。

 

【コースタイム】

二軒小屋駐車場(6:50)→十方山登山口(7:40)→十方山山頂(9:00)

→十方山支尾根滑走開始(9:40)→二軒小屋駐車場(10:30)