「せせらぎ」の概要

設立の趣旨

せせらぎは、山口県を拠点に西中国山地を主な活動のフィールドとするオールラウンド山岳会です。会員一人ひとりが自由な発想をもち、山を愛し、仲間とのパーティシップを尊重し、一日でも多く山に行きたいという想いで日々暮らしている山バカたちの集まりです。

単に志向を同じくする個人が集う同人組織ではありません。山岳会として、会員同士が技術を伝え高めあい、経験を分かち合うことを大切にします。 

 

経験の浅いメンバーが山行の幅を広げる場としても機能することで、山の魅力をより多くの人に知ってほしいという想いもあります。しかしながら、初心者であっても「ただ連れて行ってもらう」というスタイルではなく、パーティの中ではみな同等の責任を負う、自立した山屋として主体的に山行に取り組みます。

山のジャンルと山行スタイル

 会として特定のジャンルにこだわることなく、ハイキング、縦走、沢登り、雪山とオールラウンドに取り組みます。自分のやりたい山をやるというだけでなく、一人では行けない山、一人では味わえない喜びを得ることができる、そして各自が新しい山のジャンルに分け入る機会を得て山行の幅を広げることができるのが山岳会という場であるととらえています。

 

山行の種類は会が主催する会山行と会員が各自で企画する個人山行とがあります。会山行はおよそ月に1回ペースで実施し、基礎的な技術修得・遭難対策を主眼とした訓練山行を含みます。会山行の概要については 山行計画 のページをご覧ください。

 

遭難対策について

山のリスクを低減するシステムとしての機能が、山岳会の最も重要な役割のひとつです。山のリスクを0にする唯一の方法は「山に入らないこと」、これしかありません。これは交通事故のリスクがあるからという理由で車に乗らないのと同じで、山バカにとっては意味のない選択肢です。だから少しでもリスクを抑えるための遭難対策(遭対)が山岳会の要になると考えます。当会では以下の3つを主な遭対活動として位置づけています。

  1. 座学による基礎知識の習得と共通認識の形成
  2. 最低限のセルフレスキュー技術を養うための遭対訓練
  3. 山行計画による事前のリスク回避と下山連絡による確認の仕組み

 

その他

例会 毎月第一水曜日 19:00~21:00 山口市のセミナーパークにて
総会   毎年11月最終日曜日
会費 入会金2000円 月会費1000円
保険  JRO(日本山岳救助機構会員制度)